普通の日

ようやく自転車のパッキングが終わり、荷物も人にあげ始めたり、必要な物はしまうなのど帰る準備も着々と進み始めた。

日本に居るときは毎日が平凡で同じように日々が過ぎていくのがつまらなく感じ、海外にいれば毎日が刺激的なものだと思ったが、実際半年もいるともう新鮮な日はそんなにないと感じる。街に慣れ、生活に慣れ、友達も出来てくればただただ普通の日常を送るのが普通になった。

それもそうで、毎日新しい事は起きないだろうし、刺激的なことはお金をかけて体験する事の方が多いので限度がある。恐らく1年の70%は普通の日が支配し、30%を刺激的な日を迎えるのではないか。

学校や会社に通う日が休日より多いのと同じように、普通の日が普通じゃない日より多いのはそれはそれで正常なのだろう。だから、平凡な毎日をつまんねーと嘆いて終わるのではなく、非凡な日に向けての準備だと思って、意識を変えて過ごすと面白いかもしれない。